心の中

みんなは別れる時には、別れを惜しんだり、

再会を誓い合ったりできますが、

僕には難しいです。

大抵、体が固まって

無表情になってしまいます。

でも、心の中は、寂しい気持ちで

いっぱいなのです。

大汗

僕は、夏に大汗をかいても

それほど嫌ではないです。

仕方ないと思うというより、汗をかくと

さっぱりした気分になることが

あるからです。

少し暑いとイライラしますが、

ものすごく暑いと、イライラを通り越して

感情が麻痺してしまうような感じになります。

だらだら汗をかいた後、

しばらくして涼しくなれば

体は楽になります。

そうすると、気分もすっきりするのです。

犬と猫

犬と猫のどちらが好きか、

聞かれることがあります。

犬派、猫派に分かれることが多いようですが、

犬と猫、両方好きな人もいます。

犬が好きな人のイメージ、

そして猫が好きな人のイメージは、

どのような感じなのでしょう。

好きな動物から、その人の性格まで

推察されるのは、おもしろいです。

犬や猫以外の動物が、このことを聞いたら、

うらやましいと思うでしょうか。

夕暮れ

夕暮れは、物悲しいものです。

それは、人が生きているからです。

一日が終わる時、すぐにでも明日になればいい

と思う人は、あまりいないような気がします。

ずっと頑張り続けることは出来ません。

どこかで休息が必要です。

今日にお別れです。

また明日。

雷の音は、

どうしてあんなに恐ろしいのでしょう。

地の底から悪魔が甦るみたいな

凄まじい轟音です。

夜空が光るたび、

世界が切り裂かれてしまうような

恐怖を覚えます。

どうか、早く収まりますように。


プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など21冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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