「うん」

僕は、ようやく「うん」と返事ができるように

なってきました。

それは、どのタイミングで言えばいいのか、

わからなかったからではなく、「うん」と言いたくても

声が出ないという感じだったからです。

自分の意志で、言葉が出ないのです。

話そうとすると、頭が真っ白になる僕にとって

わかっているという意思表示の「うん」さえも、

まるで手に届かない星のようでした。

僕は今「うん」という言葉を言う際には、

「うん」と発声しているわけではありません。

お腹に力を入れて、音をしぼり出している

のです。

僕は、こうすると「うん」という音を出せることに

偶然気づき、それからは「うん」の返事の時には

お腹に力を入れるようにしながら、

この音を出しています。

みんなが、うなずいたり、気軽な返事につかったり

する「うん」とは違いますが、これができるようになる

だけでも、気持ちは楽になります。

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No title

  手の届かないと思っていた星に触れる事が出来たのですね・・・                  可能性とは、実に無限大なのですね。 心に強く願っていると・・・ふっと叶うのですね。     これからも、どんどん欲張って星に手を伸ばし続けてください。                    次に何を掴むのかを楽しみに、ご報告を待っています。

直樹さん、すごい発見をしましたね!嬉しさが伝わってきますよ。

我が子も「うん、うん」と相槌するのが難しい様子です。

 私にも15歳の自閉症の息子がいます。日々成長する直樹さんの姿に励まされます。ありがとうございますm(_ _;)m

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No title

直樹さん、すごいですね。
とても出来ない、と思っていたことでも工夫をすれば、あとは少し頑張るだけで簡単に(?)できてしまうことってたくさんあるのかもしれませんね。

阪神タイガースの日本一達成!

必ず出来る!と僕は信じています。

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うれしくなりました。
自然に微笑んでしまいます。
言葉を大切にしようって思いました。

言葉の重み

言葉の重みを感じました。 m(__)m

うん!うん!直樹さん!!!
なんてうれしいことが起きたのでしょう\(*^▽^*)/

本当に本当に
私も笑顔になって嬉しくなりました。
直樹さんが努力したご褒美を、お裾分けしてもらった気持ちです。

『うん』という言葉が、とっても素敵な響きに聞こえます。
直樹さんの『うん』、聞こえた気がします。

ありがとうございます

おはようございます。
大きな気づきを今日もありがとうございます。
私がなにも気にせず当たり前のように言っている うん の言葉。
簡単にはいかない場合もあるのですね。

逆に直樹さんにとって当たり前の事が私にはできないこともたくさんあって、
でも、私はそのできない事ができないとさえ、気づかずにそのまま何気無く過ごしているのだと思います。

だから、これからも私がたくさんの事に気づけるよう、直樹さんの言葉を読み続けていきたいです。

いつもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
m(_ _)m

良かった

自分の家族のことのように嬉しいです
普段何気なく使っている「うん」という私たちには何でもない一言が、本当に大変な人たちがいるということ・・・改めて気づかされました
本当にその努力には頭が下がります

いつも「頑張ろう」と元気をいただいています
ありがとうございます

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脊髄性小脳変性症という病名の私の弟はフラついて千鳥足ながらも自分で歩きますが、
知能障害と言語障害もあるので、幼児のように二語文で話すその言葉が聞き取れません。
「○○さん、□□食べますか?」
「□□に行きますか?」と作業所の職員さんや仲間に尋ねられると、
よほど嫌ではない限り「うん」「いいおぉ」と答えるので、
素直な人、という評価をうけています。
1年位通っているリハビリセンターで訓練士さんに
「前回からお変わりないですか?疲れなかったですか?」とたずねられて、
弟が「うん」とこたえるので訓練士さんはカルテに記入します。
久しぶりに付き添った私が
「その期間中のことを思い出すだけの知能もないし、
この数日間に具合が悪くなったとしてもそれを説明することもできないので何でもウンと答えます」
と説明すると訓練士さんは驚いて、
「○○さん、この前のリハビリは疲れましたか?」と尋ねると、弟が「ウン」と答えました。
私は、「ほらね」という気持ちと
「何で私が代弁しないといけないのだろう」という面倒くさい気持ちと
「弟なりに能力の限界を自覚して、物事がスムーズに進むように身につけた方法なのかなぁ」と認めるような、
諦めるような複雑な気持ちになりました。
でもこうしてグルグルする自分の気持ちを入力?出力?して、
自分で眺められるのはありがたいことだと思います。

返事

私が、返事や挨拶が出来るようになったのは、
社会人になってからです。
周りの同僚が、上司が…しているのを真似てです。

タイミング良く返事ができないでいると、
返事くらいせんか!と、激を飛ばされて、
仕事では、はい、と言えるようになりました。

普段は、こもった「ふん」の返事が多いですね。
それでも、相手の言うことを理解するのに忙しくて、
ほとんど、返事がでないです。

「お腹に力を入れるようにしながら」
これって良いかもと思ったのは、
私の声は小さすぎて、何度も言わないと伝わりません。
自分では精一杯大きな声で…目の前の人に話しているのですが、
それでも伝わらないのは、お腹から声が出てないからかも。
人と話すとき、意識してお腹に力を入れて見ます。♪

No title

良かったですね(*^^*)
したいときにお腹に力を入れられるのも日々の努力でしょうか。
わたしも嬉しいです。
プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など21冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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