本当の自分

僕は昔、鳥になりたいと思っていました。

鳥かごの中の鳥は、まるで僕みたいでした。

こう言うと、今もそうではないかと同情されますが、

現在の僕は、人間としての自分も好きなので、

不幸ではありません。

かわいそうなのは、ずっと誤解されたままの

人たちです。

僕は、話せる人も、他の人に本当の自分を

理解してもらうことが、どんなに大変なことか

知りました。

その人が、どのような人か、わかる人には

わかるのです。

本当の自分をわかってくれる人が、一人いれば

いいのです。

そうすれば、その人は

明日も強く生きていけます。


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窮屈に思う気持ち理解できます。
今でこそ思いますが、私も「鳥かごの鳥」の様な気持ちを経て今の幸せにつながりました。
自分を理解してる人が居るような気がするのも、自分で鳥かごから出ることが出来てきたという事でしょうか。

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私は英語を流暢にすことができますが、やはり母国語である日本語には遥かに及びません。

しかし面白いことに、英語でコミュニケーションするよりも、日本語での方が自分の気持ちを理解されないと感じることが多いのです。

言葉は道具にすぎないと、直樹さんが以前書かれていましたね。私も同感です。相手を理解したいという気持ちがあってこその道具なのです、言葉は。

たくさんの人々と関わりを持っているから、自分が理解されるわけではありません。たくさんの情報、刺激は、かえって自分を混乱させることさえあります。

私達の良くないところは、普通の人の価値観を押しつけてしまうことではないでしょうか?

それから、
誰かに愛される人にはなれなくとも、人を愛すること、大切に思うことで、自分自身も生かされてると 感じる喜びもありますよ。

本当の自分を分かってくれる人が1人いれば…。そうですね、みんなそういう気持ちで居れば、世の中の争い事も少なくなるでしょうね。

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最近見ていたテレビで、いじめの特集をやっていたのですが、そこでいじめをされた当事者(中学生)のコメントが印象的でした。

「ひとりでいることは、全然嫌じゃない。
周りの人間から”ひとりぼっち”だと思われていることにプライドが傷つくのです。」

誤解されたままの人が”ひとりぼっち”で孤独を抱え込まないにはどうすればいいのか・・・
社会に何かできることはないのか・・・
考え込んでしまいます。

自分もよくわかりませんが

本当の自分をわかってくれる人が、3人いたとすれば、その人は生涯自分に素直に楽しく生きていけるのかもしれません。

解ってもらえるのは嬉しい

自分の心の中にあるものを、解ってくれる人が一人でもいたら、こんなに嬉しく安心することはないですね。
私もずっとそういう存在を求めて生きていました。
夫に出会い心底安心し、自分の事も肯定できるようになり、失敗は毎日何かしらしてしまうのですが楽しいです。
そんな自分を楽しめると、人が失敗しても責めずにいられるので、毎日がいい気分です。
私の頭の中はポンコツで不便ですが、不憫ではないよと、笑えるのは幸せです。
プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など21冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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