こだま

こだま

遥か彼方
とても登れそうになかった山
一歩一歩前進して
頂上が
僕の視界に入ってきた

長かった
ここまで
本当に長かった

人生は
まだ始まったばかりかもしれないけれど
物心ついた頃から
この日のために
僕は生きてきた

それは誰のため
それは誰のため
それは誰のため

頂上に立った時
僕の目の前には
誰もいない

星に手が届きそうな天空で
僕を待っているのは
汚れなき空気と
美しい大地

「ありがとう」は僕の耳にこだまする


                   東田直樹

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☆★☆★☆★☆

貴重な
貴重な
貴重な一歩

その連続

ありがとう、直樹さん

☆★☆★☆★☆


お誕生日おめでとうございます

東田直樹さん、お誕生日おめでとうございます。5月あたりに投稿したことのある、23歳の男です。

ニューヨークに旅されたようですが、どういうことをされましたか。

僕はこの年になってまだ彼女もいない独り身ですが、直樹さんは将来結婚とかは考えたりしてますか。

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No title

いいね。

この詩は。

好きです。

こういう詩は。

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綺麗

とても綺麗なお詩。
綺麗な心にふれさせていただきました。

わたしもそこに居るようです。

ナオキさんに綺麗な場所に連れってもらえたような気持ちで、私は胸がいっぱいになります。

喜びと生きる苦しみとの混沌のなかで、それでも、自身を、周囲を輝やかせていく、そのような命を感じました。

重度の精神障害のあった母のことを思いました。
意志疎通ができなく、悲しみでおおわれていた心も、ナオキさんの言葉がかき消してくれました。
母は生涯を閉じましたが、ナオキさんに出会えて私は母への感謝でいっぱいになります。

お母様や貴方様の御健康を願い、応援しております。

素晴らしいです

素晴らしい詩です。
本当に素晴らしい詩です。

No title

偶然このブログを発見しました。
文章が本当に上手ですね。
年齢を知ってびっくり!

そして、この詩を読んですごくびっくり!

わたしは山登りをするのですが、なるべく人がいない静かな時期に(冬とか)頂上を目指すのが好きなのです。

雪が邪魔してなかなか進まず、一歩一歩、長い時間格闘しながら・・・
そして頂上に到着したときの気持ち!

この詩はまるでわたしの体験や、思いや、感動のようなので、本当にびっくり!
とくに・・・「ありがとう」って・・・ すごく心の底から感じるんですよね。
そこに到達したときの感動って、すごいんですよね。
みんなありがとうって、すべてのものに感謝したくなる感動~!

もちろん、実際の登山の詩ではないのでしょうけど、山登りに通ずる人生観っていつも感じながら歩いてるので、この詩は本当に素敵です!

それにしても!
思考の自由は身体の自由よりはるかに、もっと自由なのですね~


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プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など21冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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