迷い

人は迷います。

迷路の中をさまようように、壁にぶつかり、

どこに向かうべきなのか悩み苦しみます。

誰かの助言を聞くことで迷いから抜け出せることもありますが、

結論が出ても、どうしてそうなったのかわからないことの方が

多いような気がします。

頭で考えるより、感情の方が優先することもあるでしょう。

僕は、迷いに対する答えが欲しいわけではなく、迷うことで生じる

辛い気持ちに折り合いをつけたいだけなのかもしれません。

折り合いは、思考と感情のせめぎ合いと妥協だと思います。

頭で考え、心に寄り添い、気持ちを整えるのです。

必要なことは何か、自分に繰り返し問うことで、僕は少しずつ

大人になっています。

僕は、迷いの中で出口が見つからなくても、この道が一本道だと信じ、

迷路のような洞窟を歩き切りたいです。

途中でくじけても、そこまで来れたことが上出来だと、自分をほめて

あげたいのです。

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No title

またもや覗きにきました。
直樹くん、いやもう直樹さんですね~
直樹さんの気持ち、なんか今の私の気持ちと近いものがあります。
今、息子に対しての接し方に…ほんとこれでいいのか?
いつも、自分に言い聞かせ、反省してはまた少し進み
でも、また凹む時があったり
そんな中で、心通じ合えるお母様方に話を聞いてもらえるだけで
これで良かった!と安心している自分がいる。
でも、親も一人の人間ですから
わかっていても、どうしてもヒステリックになる時があって
自分を落ち着かせたいのに、もう一人の自分が阻止して歯止めがきかないんです。
まぁ、だからまた心入れ替えて、次に進もうと思えるんですが
実は7歳の息子の上に、23歳と20歳になるお兄ちゃんが二人います。
次男坊は直樹さんの一つ下になります。
なので、三男坊は実に可愛いし愛しい存在です。
このかわいさのままでいてほしいです。
なにを言ってるのか?って感じですが
一人でも、自分の気持ちを分かってくれる方がいれば
本当に救われる。
私は、少しでも三男坊の事を受け止めてくれる人を作っていきたいです。
発信していきたいです。時間がかかるかもしれませんが…
今日、寝る前チビ介(三男坊)に、直樹さんが書かれた
カンスケの絵本を読んであげました。




Re: No title

ひでぽんさんへ

コメント、ありがとうございます。

「これで良い」や「仕方ない」という思いは、自分だけでなく、相手にも

寛容になれる気持ちだと思います。

カンスケの絵本、読んでくださって嬉しいです。

「いいね!」

心に響くエッセイでした。

私も迷いながら生きています。

子供が生まれる前は、自分自身の中にある迷いと向かうので、苦しいことも多かったような気がします。

子供が生まれてからは、子供の幸せのことばかりを考えているせいか、自分の迷いの多くが自然と何処かへ消えてしまったようです。不思議ですね。

直樹さんのたくさんの迷いが、これからも、こうしたすばらしいエッセイを生み出していくのでしょうね。直樹さんの成長が楽しみです。

また、楽しみにしています。





ありがとうございます。

この春から生活支援員として働き始めました。
毎日一緒に作業所で働く利用者さんたちに、どう話しかければよいのだろうと悩んでおりました。
直樹さんの綴る言葉を拝見し、私自身が利用者さんを、自分の中の思い込みで捉えていたことに気づきました。
もっともっと勉強して、私が私の心の中を広げていければな、と感じました。
ありがとうございます。

Re: 「いいね!」

あきこさんへ

コメント、ありがとうございます。

人は、何かに一生懸命になっている時には、迷う時間も

ないのかもしれませんね。

Re: ありがとうございます。

かなっぺさんへ

コメント、ありがとうございます。

自分の心の中を広げるという考え方は、素敵ですね。

お仕事頑張ってください。
プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など20冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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