雷の音は、凄まじいです。

まさに、天地を揺るがすほどの音です。

得体の知れない化け物に襲われそうな感じがします。

僕は、最初に雷の音を聞くと、まず聞いたことがある音かどうか

判別しようとします。

聞いたことのある音だと、何の音か考えます。

過去の場面が、次々に頭に浮かんできて、

雷だとわかると、急に怖くなり、雷に関する

事故のニュースまで思い出し、自分はどうしたら

いいか迷います。

僕は、「雷、雷」と言い、部屋の中を、うろうろしながら、

雷の時は、どうしなければいけないのか、お手本となる場面を

記憶の中から探そうとします。

けれども、すぐに見つけることは難しく、そうこうしている間に、

雷は終わってしまうのです。

終わってしまえば、雷について考える必要はなくなるので、

僕の思考も次に移ります。

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分かる、分かる。

そうそう、雷が鳴ってて自分は家の中に居るのに、どう行動しよう、ああぁ、て考えるけど、
その場所に居る時は安全な訳で心配しなくて良かったのに、て落ち着いて、
何か人生でそんな環境もあるな、
考え過ぎて今が分からなくなる事とか、
て思った。ふぅ。

おはようございます

雷…あまり考えたこともないです。ただ、落雷、という恐ろしい現実も実感したことがないので、そんなことを思っていられるのかもしれません。本当の雷以外に、雷みたいなことが人生いろいろ起こります。でも、過ぎ去ると忘れてしまう私。学習できない自分です〔笑〕
プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など21冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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