花びら

散りゆく桜の花びらは、どこに行くのだろうと

想像することは、誰にでもあるかもしれませんが、

僕の場合は、空想の世界で花びらになりきって

旅を始めます。

山に行ったり、川に潜ったりするだけでなく、

誰かの家に行ったりもします。

その後も、人間に戻るわけではなく、

分身みたいな感じで、桜として、そこに居続ける

僕がいるのです。

人間の僕は、時々、桜の僕に会いに行きます。

たくさんの花びらの中から、花びらの僕を見つけると

「やあ」と声をかけて、立ち去ります。

桜の僕は、ひらひら舞うだけですが、

幸せそうに生きています。

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素敵ですね!

分身みたいな感じで、桜として、そこに居続ける僕。
なんて、素敵なんでしょう!
とても、幸せな気持ちになりました。今日も、ありがとうございます。

私より若い 直樹さんに教えて貰えました。

涙流しました。

自閉症と言う言葉を知る前に職場に入った人の言動が理解できず 冷たく接したり辛く当たりました。

今 彼女に逢って謝りたいです。

いいですね

うすいピンク色の
ひらひらの一つが自分ていうの
いいですね。

まるで絵本の世界のよう

美しい世界観ですね
まるで絵本のように、目に浮かびます

今日、まだつぼみの桜の木の下で
直樹さんの本を読みました

私も、自然と対話できるような
心を持ちたいです

さくら

天国という場所があるなら、さくらが咲き乱れる所‥そうですね、本当に。
そして、直樹さんの思う様な、さくらがあっていいと思います。
プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など21冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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