点のような記憶

人は、見ている風景が違うだけでも、

昨日と今日の区別がはっきりします。

しかし、毎日同じ場所で過ごしていたら、今日が何日かも

わからなくなるのではないでしょうか。

僕の記憶は、それに近いかもしれません。

自分の生きている時間が線ではなく、点のように感じるのは、

曜日も日にちも忘れて生きているみたいな感覚だからです。

今生きているのは確かなのに、昨日も一昨日も、

同じだったのか、違っていたのかわからなくて、

気がつくと時間だけが経過しています。

プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など20冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR