子供と風船

僕は「おかあさんといっしょ」を毎日見ています。

幼い子供というのは、本当におもしろいです。

番組の最後に天井から風船が落ちてくるのですが、

元気に動き回って風船を取る子もいれば、

その場から一歩も動けない子もいます。

動けない子は、風船に気づいても拾わずに、

ずっと風船だけを見続けてしまうのでしょう。

自分で風船を取る子は、すごいと褒められます。

いつまでも風船が取れない子は、大人が手渡して

くれます。

風船が自分の力で取れる、取れないは、

本人は、それほど気にしていないように思います。

みんな1個ずつの風船に満足なのです。

できる、できないを気にするのは、

いつ頃からなのでしょうか。

プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など21冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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