話せることと幸せ

僕は、家族には幸せであってもらいたいと

願っています。

しかし、だからといって、家族が幸せなら、

僕が幸せとは言い切れません。

なぜなら、家族と僕は、ひとりひとり、

別々の人間だからです。

ただ、家族が不幸であれば、

僕も悲しい気持ちになり、

僕だけ幸せを感じることはないと思います。

話せる人同士の会話を聞いていても、

十分に相手の気持ちを

わかり合っているとは言えないような

気がします。

僕は、どうしたら相手の気持ちがわかるのか、

その答えを持っているわけではありません。

けれども、話せないから不幸で、話せるから幸せとは

限らないことを知りました。

子どもの幸せを願い、努力し続ける親御さんのことは

立派だと思っています。

プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など20冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
12 | 2017/01 | 02
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR