ぼーっとできる時間

どんなに忙しい人でも、一日の中で自分らしくいられる時間

というのが、あるのではないでしょうか。

それは、自分の好きなことをやっているときだったり、

ぼーっとしているときだったり、一人一人違うでしょう。

僕にとっては、景色を見ているときが、そんな時間です。

電車の窓から外の景色を眺めていると、

嬉しかったことも、悲しかったことも、

遠い過去のことのように思えます。

自分が何者であるかなんて考えません。

過去からも未来からも、解き放たれる。

ただ、そこに存在する一人の人間になる時間が、

僕は好きです。

プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など20冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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