作家という仕事

僕は、一人でいる時間が、普通の人より

多いと思います。

もちろん、家族は家にいますが、普段は

誰も僕に構いません。

僕は、自分が決めた家事をこなしたり、

動画を見たり、絵本をながめたりしながら、

過ごしています。

時々は、ヘルパーさんとお出掛けもします。

たいくつじゃないかと心配されたり、

もっと、人と関わったほうがいいと、アドバイス

されることもありますが、これが僕らしい生き方

なのです。

何もしていないように見えても、僕の頭の中は、

いつもフル回転しています。

作家とは、何をしているかではなく、どのような

ものを生み出すかではないでしょうか。

僕は、書いている時に、文章を考えているわけ

ではありません。

頭の中で、浮かんでは消え、消えては

浮かぶ言葉を、整理しているのです。

文章を綴っているというよりは、パズルのように

並べ替えている感覚に近いです。

プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など20冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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