いくつもの風

「いくつもの風」

風はいくつあるのだろう

風が十なら束にして あの娘の髪に飾ろう

十の風は花のよう

きっと 彼女に似合うはず

風が百なら籠に入れ あの娘の手に届けよう

百の風は鳥のよう

きっと 彼女は笑うはず

風が千なら雲に頼み あの娘のまわりにふかせよう

千の風は曲のよう

きっと 彼女が気づくはず

いくつもの風の中に

僕の思いがあることを

                東田直樹

プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など20冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
07 | 2014/08 | 09
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR