言動

僕は、言動のコントロールができないので、自分がやってしまったことは、

どうしようもないことだというあきらめの気持ちで生きています。

それについて弁解もできなければ、やり直すことも難しいからです。

そのために、ずいぶん悲しい思いもしてきました。

しかし、普通の人も、起こってしまったことに対して、何度も

繰り返し悩むことを知り、人の言動というものは、いつも苦しみを

伴うものだと気づきました。

間違っていたとしても、自分を責めないでほしいのです。

どんな自分も自分なのだと許すことができれば、

その時の自分を認めてあげられるのではないでしょうか。

正しくありたいと願う気持ちがある限り、人はそれほど

間違った行為はしないと思うのです。

プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など21冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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