小鳥

小鳥は、走っても、結構速いです。

今日、出会った小鳥は、僕が後ろから追い駆けると、

飛び立たずに、走って逃げて行きました。

あんなに小さく細い足なのに、すごい回転で足を動かし、

一目散に駆け出したのです。

僕は、追いつけませんでした。

鳥が、飛んで行って、僕が置いてきぼりにされるのは

わかりますが、走っても、僕が追いつけないなんて、

思ってもいませんでした。

地上は、自分たち人間のものだと思い込んでいると、

いつか、しっぺ返しされます。

地球は、全ての生き物のものだからです。

知ること

知ることは、わかることです。

どうすればいいか、答えを出すことではありません。

わかることで、わからなかった自分が、

どれくらい変わるのか、

その答えを本当は誰も知らないのです。

どうしようもなく悩んでいるのに、

何も変わらないと嘆いているのは、

あなただけではありません。

自分が主役の人生があるように、

その人には、その人が主役の人生があります。

普段は、気づきませんが、この地球上には、

数えきれないくらいの人が住んでいて、

人の数だけ幸せの形も違います。

自分も人も幸せになるというのは、どういうことなのか、

深く考えなくてはいけない時代が来たのかもしれません。

信じる気持ち

大丈夫だと言われたら、安心する人と

返って心配が大きくなる人がいます。

明日が安心できる日かどうかは、

誰にもわかりません。

頑張ってどうにか出来ることと出来ないことが、

この世にはあります。

それを自分の心が、どのように受け止め、

行動するかは、自分自身にかかっています。

恐れることは、仕方ないことです。

どうしようもない状況が訪れても、

誰かを信じる気持ちが、

あなたの心を守ってくれるでしょう。

余暇の時間

自分の好きに使っていい時間があれば、

僕は、ただ寝転んで、ごろごろします。

余暇の時間とは、そういうものです。

現実が怖い

現実が怖いのは、誰にもうまく気持ちを伝えられない

からではないでしょうか。

悲しんでいる時も、喜んでいる時も、自分の気持ちの全てを

伝えられる人は、いないと思います。

自分が思うようには、人は思ってくれないことを、

みんな知っています。

言わなくてもわかるとか、気持ちが通じるというのは、

心の問題です。

行動をコントロールするのは、心だと考えられているので、

自分らしく生きるため、みんな自分のことを

他の人にわかってもらおうと努力します。

だから、誰もが自分の気持ちを受け入れてほしい

と願うのでしょう。

思いを伝え切れなければ、どうなるのか。

その不安が、生きていく怖さにつながっている

のかもしれません。

NHKワールドでの放映のお知らせ
◇4月29日 What You Taught Me About My Son
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プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など20冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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