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大変なことがあっても、明日はいい日になる。

希望が人の心を救うのではなく、

人の心を救うものが希望なのです。
2018.06.23 Sat l 物語 l コメント (0) l top
僕は、物語を読んでいても、

どちらかというと、書き手の気持ちに

なってしまいます。

作家がどういうテクニックを使っているか、

なぜ、そう書いたのかなどに興味を持ちます。

物語に浸っていても、

少しでも気になる箇所があると、

どうして、こんな書き方をしたのか

理由が知りたくなります。

しかし、作者に尋ねることは出来ません。

僕は、自分なりに書き直そうとしますが、

作者より素晴らしい話は書けないのです。

物語というのは、全部を正しく書けばいい訳ではなく、

全体を通して読ませる力が大切なのだと思います。

2017.07.25 Tue l 物語 l コメント (1) l top
外に出ると、子供からお年寄りまで、

いろいろな人を見かけます。

僕は人の表情を、よく見ています。

その人が、どんな気持ちでいるかということはわかりませんが、

嬉しそうだとか、寂しそうだとか、怒っていそうだとかは

何となくわかります。

次に、その人が、どうしてそんな顔をしているのか、

考えてみます。

考えても、わかるはずはありませんが、僕なりの理由を

思い描くのです。

たくさんの人を見かけた時には大変です。

印象に残る人だけ選んでも、僕の頭は、人だらけに

なります。

その人が、今している表情の一場面だけでも、

場面設定やセリフを考えることに大忙しになるのではないかと

心配されるかもしれませんが、それは大丈夫です。

ひとりか、ふたりの人の表情の理由を考えれば、

あとは僕の脳が勝手に、順番にその人のお話づくりを

やってくれるからです。

僕は、ただ空想にふけっていればいいのです。

2017.05.17 Wed l 物語 l コメント (4) l top
みんなが、楽しめる物語というのは、

ありのままの事実を書けばいい

というものではありません。

僕は、物語に大切なのは

「救い」だと思っています。

その作品を読んだ後、

どのような気分になるかということです。

ハッピーエンドかどうかは、問題ではないのです。

読んで良かったと思えるのなら、

それが楽しめる物語ではないでしょうか。

物語とは、作ったお話です。

読む人のことを考えて書く。

そんな作家になりたいです。 

2017.01.30 Mon l 物語 l コメント (7) l top
【いつの間にかそうなった (物語)】

ぞくぞくするような月夜でした。

女がひとり、橋の下に立っていました。

外にいるのは、野良猫だけです。

その様子を、家の窓から見た村人が、

「あれは、幽霊に違いない」と言い出しました。

「俺は信じていないけどね」と男たちは胸を張り、

「そんなの嘘に決まってる」と女たちは噂しました。
 
やがて日暮れが近づくと、誰も外に出なくなりました。

子供たちは聞きました。

「どうして夜、お外に出てはいけないの?」

大人たちは答えました。

「みんなが外に出ないから」

こうして、またひとつ、新しい村の掟が生まれました。

2016.06.07 Tue l 物語 l コメント (2) l top