「自閉症のうた」本日発売です

新刊「自閉症のうた」(出版社:KADOKAWA)が、

本日発売になりました。

ご興味のある方は、

ここをクリックしてください。

今日という日を、誰もが懸命に生きています。

自閉症者も同じです。

僕は、自分が決して特別な存在ではない

と知ることこそ、幸せに生きるために

必要なことではないかと考えるようになりました。

苦しみや悲しみも、喜びの歌と一緒に

いつか、美しい響きを奏でられるようになるのでは

ないでしょうか。

「自閉症のうた」、読んでいただければ嬉しいです。

完成形

急いで解決しなければいけない問題と、

長い時間をかけて取り組まなければならない問題

というものがあるはずです。

何もかも、すぐに解決しようとすることは、

そもそも無理なのです。

それは、障害があっても、なくても同じです。

長い時間をかけて、人は完成された人間になる

のだと思います。

それが、何歳になるのか、どんな完成形になるのかは、

個人差があるのではないでしょうか。

配慮

特に自分が困っていなければ、

配慮はいりません。

配慮とは、他の人が受けているから、

自分にも必要なものではなく、

必要な人が受けるものです。

人にも、資源にも限りがあります。

当事者自身も、他の当事者に

配慮しなければいけない時代が

来たのではないでしょうか。

自分の観察

もうだめだと思うような苦しみが、

フラッシュバックです。

僕の場合、それは辛かった時の記憶の再生なので、

それほど長い時間ではありませんが、

信じられないくらいの苦痛です。

フラッシュバックが起きないようにすることは、

自分では不可能です。

けれども、フラッシュバックが起きた後、

自分の感情をコントロールすることは、

できるようになるかもしれません。

どうやればできるようになるかは、

人によって違うでしょう。

僕は、そのための特別な訓練はしていませんが、

以前より状態は良くなっているような気がします。

毎日の生活をきちんと送ること、

自分で自分を観察することで気づくことがあります。

人には、体が成長することで、自然とできるようになることと、

訓練しなければできるようにならないことが、

あるように思うのです。

友達

ひとりになるのが怖いからといって、

無理に友達をつくらなくても、

いいのではないのでしょうか。

友達がいなくては生きていけない人は、

大変だと思います。

友達がいるに越したことはありませんが、

友達がいなくても、生きがいを持って

楽しく生きている人もいます。

友人と仲良くして生きることは大切ですが、

友達がいなくても困らない人は、

強くて立派な人だと、僕は思っています。

プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など20冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR