僕は、猫が好きですが、あまり近寄ることは

できません。

それは、猫が僕の心を見透かしているような目で

見るからです。

猫の目が怖いのではなく、心を読まれてしまうのが、

恐ろしいのだと思います。

話せない猫におびえる。

それが、どうしてなのか、わかりません。

けれども、今日も僕は、猫を見ると

こそこそと、逃げ出してしまうのです。

みんな知っているのかな

自分が知っていることは

みんなも知っていると思うのは

普通の人

みんなは知らないことを

自分は知っていると思うのは

自分よがりな人

自分の知らないことは

みんなも知らないと思うのは

自分勝手な人

みんな知っているのかなぁと心配するのが

やさしい人

障害者

僕は、障害者が特別な存在だとは思っていません。

障害者から、何かを学べるという人もいますが、

それは、いい意味での解釈だけではないと

考えています。

障害があってもなくても、心のきれいな人はいるし、

そうでない人もいるのでは、ないでしょうか。

障害者も、みんなと同じだということを、

わかってもらうためには、まずは障害者に対する

幻想から取り除くべきだと、僕は思っています。

障害者は、天使でも悪魔でもなく、

普通の人間なのです。

必ず叶う夢は

ないかもしれないけれど、

願う気持ちがなければ、

夢を見ることはできない。

正解以上のもの

痩せることは、食べる物のカロリーを減らして

運動すればいいと、誰もが知っているにも関わらず、

多くの人が、特別なやり方を求めています。

たぶん、自分にとって、簡単で楽なダイエット方法が

いいのでしょう。

正解以上のものを求め続ける。

それは欲望なのか、探究心なのか、それとも

わがままか、全て紙一重のような気もします。

プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など14冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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