うらやましい

自分のことでもないのに気になるのは、

どうしてか考えてみると、

その人のことがうらやましい

というのも理由のひとつかもしれません。

でも、本当は特別うらやましがる必要など

ないのです。

みんなそれぞれに悩みを抱え、

苦労しています。

どれだけ恵まれていても、

幸せかどうかはわかりません。

幸せのゴールは、

ひとりひとり違う場所にあるからです。

ラジオとテレビ

ラジオを、たまに聞くと、とても新鮮です。

テレビもラジオも話すという行為を通して、

みんなに思いを届けてくれますが、映像が見られない分、

ラジオの方が、丁寧に説明しているのがわかります。

僕は、テレビをつけていても、あまり画面をじっと

見ていません。

たまに、テレビの方に顔を向ける程度です。

それは、番組に関心がないからではないのです。

内容を把握するために、その時々によって、

見ることを優先したり、聞くことを優先しているせいです。

ニュースやドラマも楽しんでいます。

子供番組や繰り返し見ているDVDなら

内容をよく知っているので、それほど苦労せずに

目と耳を同時につかい

テレビの画面を見続けることができます。

想像力

ブックカバーという物があります。

本を大事にするというより、

何の本を読んでいるか知られたくない時に

使う人が多いのではないかと思います。

でも、ブックカバーを見ることで、この人は

本の中身を知られると、どんな風に都合が悪いのか

と想像する人はいないでしょうか。

どんな本を読んでいるのか知られることより

都合が悪いことって何?と考えるのは、

少し意地悪かもしれませんが、

隠せば隠すほど、想像力が働くのが人間です。

想像

気持ちが沈んでいても、周りから見ると、

それがわかる人とわからない人がいます。

普通の人にも、障害者の中にも、

わかる人とわからない人がいるでしょう。

それは、当たり前のことなのに、

見た目の言動だけで、その人の思いを想像することに

疑問を感じない人がいるのを、僕は不思議に感じています。


※イギリスの週刊新聞エコノミスト(The Economist)に
僕の記事が掲載されました。
ご興味のある方は、ここをクリックしてください。

雷の音は、

どうしてあんなに恐ろしいのでしょう。

地の底から悪魔が甦るみたいな

凄まじい轟音です。

夜空が光るたび、

世界が切り裂かれてしまうような

恐怖を覚えます。

どうか、早く収まりますように。


プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など21冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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