言葉

言葉によって、人は傷つき

言葉によって、人は救われる

と言いますが、なぜ言葉が、そんな役割を

するのでしょう。

僕にとって言葉は、考える道具です。

だから、悩んでいる時には、

どうして悩んでいるのかではなく、

悩んでいない状態に戻るための

言葉を探します。

それは、自分をなぐさめる言葉では

ありません。

言われた自分と言った人を分離する

作業をするのに、必要な言葉です。

どこかで自分の噂をされているというのは、

何だか嫌な気分です。

知ってしまえば、知らなかった時に

戻ることはできませんが、知ったからといって、

自分にマイナスになるとは限りません。

噂が悪いのではなく、それを自分の力で

どう生かせるのかが、重要なのだと思います。

歩いている時

僕は、歩いている時には、しっかり前を

見ていません。

周りが気になり過ぎるという以上に、目が勝手に動く

という感じです。

前を見続けるのが、大変なのだと思います。

みんなは、周りを見ながら、前も見ているようですが、

僕は、全く見ていないことがあり

「危ない」と、注意されることもあります。

歩くのは『足の役目』、見るのは『目の役目』という

役割分担なのです。


家族

僕の家は、父と母と姉と僕の4人家族です。

どこにでもいる家族だと思っています。

僕にとっては、自慢できる家族ですが、

特別に立派なわけではありません。

僕は作家です。

けれども、家族は文章を書く仕事を

しているわけではありません。

僕も、それでいいと考えています。

わからないこと

わからないことは、わからないのです。

それで、いいのではないでしょうか。

想像は、現実ではありません。

それは、しかたのないことです。

研究は必要なことですが、

わからないことが、わかることだけでなく、

新たな、わからないことも出てきます。

だから、今わかっていることに満足して

生活することも、大事なことだと

思っています。


※講演会情報は、場所によって人数が集まり

過ぎることがありますので、僕のブログで広報するか

どうかは、主催者様の意向に沿うようにしています。

プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など14冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

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