僕は、歩いている時、できるだけ前を向くように

していますが、柵などがあると、顔を近づけ

走りたくなってしまいます。

すぐに注意され我に返りますが、柵を見ると

また、やってしまうのです。

僕が、そうしたいというより、僕の目が

それを望んでいると感じる瞬間があります。

走りながら柵を見ると、ドミノ倒しを見ている時

ように快感です。

僕の目は、規則正しく動くものに惹かれるのです。

回るものも、エスカレーターで階段が次々と

出てくる様子も同じです。

繰り返すものに対して、つまらないと思う人も

いるかもしれませんが、僕は見ていて飽きません。

そこに、僕の求めている「永遠」があるからでしょうか。

2015年9月26日(土)岡山県で講演会が開催されます

2015年9月26日(土)岡山県で、僕と母の講演会が

開催されます。

よろしければ、ご参加ください

日時:2015年9月26日(土)10:00~12:00

場所:三木記念ホール

岡山市中央古京町1-1-10 岡山衛生会館

主催:NPO法人岡山県自閉症児を育てる会

参加費:一般 3,000円、正会員 500円、賛助会員 2,000円、学生 無料

申込・問合せ:Tel.086‐955‐6758、Fax.086-955-6748
          E-mail acz60070@syd.odn.ne.jp
http://ww3.tiki.ne.jp/~teppey/20150926.pdf

ご興味のある方はここをクリックしてください。

人間らしさ

僕たちは、大きく心を揺すぶられることがあると

「感動する」という表現を使うことがあります。

しかし、それは自分にとって有益だと感じた時だけ

です。

逆の場合は「胸が痛む」「あわれみを感じる」などと

表現します。

その時、その時で、見せる態度も違います。

自分をうまく表現できない人たちの中には、

心が揺れているにも関わらず、それを上手に

表現できない人がいるのです。

だからといって、その人が、冷たいわけでも

何もわからなわけでもないと思います。

心が揺れる、そのものが、十分な人間らしさ

ではないでしょうか。

普通

僕は、いつも、うるさくしているせいで、

少しおとなしいと、具合が悪いのではないかと、

みんなが心配してくれます。

いつも「静かにしなさい」と言っているのに、

本当に静かだと「どうしたの?」と聞くので、

おもしろいです。

人間は、文句を言いながらも、普段やっていることが

普通になってしまうのでしょう。

静かな状態が、普通になるように、これからも

頑張りたいです。

お日様の光

お日様の光は、すごいと

夏になると改めて思います。

「まぶしい」とか「輝いている」などという

言葉では、とても言い表せません。

まさに「熱く燃えている」という表現が

ぴったりです。

人間にとっては有難い光ですが、

あまりに暑いと、うんざりする人も

多いのではないでしょうか。

僕は、強過ぎる光を目にすると、自分が

ばらばらになるような感覚に陥ります。

それは、恐怖ではありません。

どちらかといえば、幸福に近い感情なのです。

できるなら、このままとけてしまいたい

と思うのは、誰もが考えることなのでしょうか。


プロフィール

東田直樹

Author:東田直樹
会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など14冊の本を執筆。東京大学(2回)、福岡女学院大学ほかで、講演会を開催。パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助無しでのコミュニケーションが可能。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
07 | 2015/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR